日々モロ

日・タイ文化フェス2023 @ 日泰寺

タイ・フェスが日泰寺でやってるというので、パッタイでも食ってやろうかと思って行ってみた。

日泰寺が、タイから贈られた仏舎利(釈迦の遺骨)を安置するための建てられたお寺だということは何となく知ってはいた。が、今回、このテキストのためにWikipediaで調べてみたら、その歴史が123年もあるということを初めて知った。そして非常に興味深かった。

まず大体からして仏舎利は、イギリス人の考古学者ウィリアム・C・ペッペが1898年に発掘したってあるけど、ペッペ、って何だよ。まあ、名前だけどな。オレもモロだし。でも面白いは面白いよな。

それで、実在した人とは言え、紀元前486年に亡くなった人、つまり2500年以上前の人骨が、水晶性の容器に入って発見され、古代文字の解読でそのことが分かったって、それ、マジ、インディー・ジョーンズじゃん。オモシロ。

そんで1899年にイギリスからタイ(当時のシャム国)に返還って、インドじゃねえんだ。お釈迦様はインド人でしょ。見つかったのもインドだし。でもまあインドは仏教というよりヒンドゥー教か。それで現在ではインドより仏教国タイか。まあ、いいか。

でも、そんでもって翌年の1900年にシャムからその一部が日本国民に贈られったって、それもまたあっさりしてんなー。早くね?まあ、ありがたいけどね。

そんでもって、考古学的な裏付けもある仏舎利もらって、当時の日本仏教界が喧喧諤諤って、そら、そうだわな。

だって日本の仏教って基本唐っていうか中国から伝わった訳でしょ。インドでもタイでもないし。それを日本人の偉い坊さんが伝えて、お釈迦様よりどっちかっていうと宗派を開いたそのお坊さんの方が偉いっていう感じだから、ややこしい。

普通に考えたら日泰寺が日本で最も格式が高いお寺、っていうことも言えるんじゃない。京都みたいに歴史がなくてもね。だってお釈迦様が安置されてるんだから。

でも、だからそういう特別な位置づけを反映して、真宗大谷派、浄土真宗本願寺派、曹洞宗等複数の宗派が合同で設けた超宗派の単立寺院である、っていうのはいいね。なんかカッコいい。各宗派が、三年交代で住職を務めていているのもいいし、住職は宗派の違うお経を上げることもあるというのもいいね。

山門の像も阿吽の仁王像とかじゃなくて、阿難さん&迦葉さんって仏様なのもいいし、山号の「覚王山」も釈迦の別名「覚王」からきてるっていうのもいい。

お釈迦様は尊い。仏教にはいろいろと興味はある。どこかの特定の宗派を信仰するつもりはないけど、どっちかと言えば仏教は好きだ。ディスするつもりは一切ない。むしろこれを知ってウチの近くにあるお寺として日泰寺のことが前より好きになったぐらいだ。何かすごくお金がありそうな寺だなぁ、って思ってたけど、愛着湧いたわ。

ザンオウカク。
タイ語が刻まれた鐘もカッコいいよね。

あ、タイ・フェスの話だった。

山門をくぐると境内には沢山のタイ・レストラン、キッチン・カー、雑貨のお店などがスタンバイ。タイの大使館や観光局、留学生のなんたらのブースなどもあった。土曜日の13時頃は多くの人出。フード・ブースはどこも結構並んでいた。

ムエタイのデモンストレーションなど、ステージ・プログラムも沢山あった様だけど、あまり見れなかった。大村知事が挨拶してた。

時間ずらせば良かったなあ。
スティーヴン、、、。
T-シャツ、欲しかったけど我慢した。夏じゃないから。
このおじさんもいました。

列に並んでパッタイを購入した。何軒かあったけど、何となくの雰囲気で店は決めた。味は、、、味云々というより、ぬるい生のもやしと生のニラの厚揚げ混ぜ、みたいな感じだった。忙しそうだったからなあ、しょうがないのかなあ。いや、それでは済まされないよねー、このクォリティ。麺もほとんど感じられなかったぞ。

貧弱なパッタイ。っていうか生もやしと生ニラ。

別会場の、姫が池の交差点の向こう側にある舎利殿(お釈迦様の骨が祀られているところですね)の駐車場でも、クラフト・マーケットがやっていたので寄ってみた。

舎利殿入り口。
この奥にお釈迦様が座すのだ!
ありがちな風景ですね。
ヨコイ発見!

て、まあ、こんなもんでしょ。かなり盛大にやってはいた。日泰寺では毎月21日にお弘法さんと呼ばれる市が立ってるし、それの春分のお彼岸バージョンもかなり盛り上がる。商店街主催の覚王山祭りとかもある。かなりイベント好きなお寺さんなのだ。

日泰寺帰りの近所の墓場でのオレ。

翌日曜日にも出動した。

奥さんとお義母さんに連れられて、スタンプ・ラリーをやるためだ。前日にスタンプ・ラリーで景品をもらった2人は今日もやるのだという。前日一人で行った僕はやっていなかったのだ。

朝イチで高速でスタンプ地点を制覇して、お菓子釣りやって、メグミルクの試供品もらって、お線香とレトルトのあんかけソースをもらって帰ってきたのであった。

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